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どんなに写真を探しても、昨年12月にアップした1枚を越えるものが見つからなくて、部屋の隅に横たわる茶太郎にそぉっと問いかけました。「茶太郎、最後のモデル、お願い。」なんというか、茶太郎が頷いてくれたような気がしましたよ。

2月27日午後1時半、茶太郎が永眠しました。今年に入って茶太郎が痩せたような気がすると伝えてくださった方がおられました。写真を見ただけなのに鋭い、本当だと毎日一緒に居る私もようやく気が付きました。が、最近運動量が増えているのでそのためだろうと軽く考えていました。で、1月29日朝、いつものように傍に居る茶太郎の頭をなでながら朝ご飯を優雅に食べていたのです。すると唐突に茶太郎が空に向かって雄たけびのような大声を上げ始め、痙攣してからぐったりと横たわってしまいました。茶太郎は何故かかかりつけの先生の病院が休みの日に調子を崩します。その日もそうでした。

1駅向こうの先生を探して急いで連れて行ったところ、なんと「糖尿病」とのこと。でも、尿中にケトン体は出ていないので痙攣発作については明確な説明ができないとのことでした。一方、カリウムが下がっていて体温が32度しかありません。半日入院して点滴をしていただいたら36度台までどうにか上がったのでした。が、獣医さん、にこにこしながら茶太郎を優しくなでながらもお話の内容は微妙です。「癌」と同列にお話をなさるのです。そして「飼い主さんのご意向次第だから」とさりげなくおっしゃいます。しかも、大した内容があるわけでもない話などを織り交ぜて長々と話してくださって、私の冗長な話も延々と聴いてくださいます。この時点で私も先生の煮え切らない態度に何か意味があるのではないかと思えばよかったのですが、「なんだ、糖尿病か、やりようがあるじゃん。癌でなくて良かったです」と先生に申し上げて晴れ晴れとした気分で帰って来てしまいました。

その後も先生の態度は煮え切りません。「経口薬からやってみようよ、注文したから土曜日までには入るよ、連絡します」とおっしゃったのに、土曜日には電話はありませんでした。なので日曜日に病院まで行って見たところ「それが、まだなんだよねぇ」と、のらりくらりとおっしゃいます。茶太郎のほうはどんどん調子が良くなって、買ってきた「猫の草」をもりもりと食べて元気元気。そのうち先生から電話が入りました。「どうにも経口薬が来ないので、特別食からやってみましょう、ヒルズw/d、ネットで底値を探して注文してください。」

2月13日、無事に特別食が届きました。茶太郎は待ち構えていたようにもりもり食べました。そして、どんどん元気になります。ぴりぴりとしていた私の気持ちも次第にほぐれてきて、日常が戻ってきました。その1週間後の2月19日、小さい痙攣のようなものはあったのですが直ぐに回復していつものようにカウンターや冷蔵庫の上にもひらりぃっと真綿のように軽々と飛び乗ります。またしてもかかりつけの病院がお休みの日でしたので、ホッとしました。その後も何事も無く、私は予定通り3泊4日の旅行に出たのでした。旅行中も何かが引っかかって気になるということも無く、楽しく過ごしたのです。

旅行から帰って来た日はもちろん茶太郎、喜んでくれました。ドアを開けたら玄関口に座っていました。えさもお水も猫の草もトイレも、3日分しっかりと消費されていました。そして昨日も一日元気でした。が、深夜に向けて加速度的に気になり始めたのです。何度か流し台の流しの中に入り込んで動けなくなって鳴いていたり、暖かくしてやっても冷えているところに直ぐに移動してしまいます。スポイト状の容器で口に水を含ませてやったのですが、嫌がります。布団に一緒に抱いて入ってもしばらくすると出て行きます。夜の間中、何度もそうやって抱き抱えては布団に入って、というのを繰り返しました。

朝、気がつくと台所のラグにお漏らしをしていました。トイレに向かう途中だったのかもしれせん。昨夜から口に含ませていた水も100ccくらいは体に入ったでしょうか。出ていた尿はしっかりとしたいつもの色合いでいつものにおいでした。嬉しかったです。昨日はまたまたかかりつけの先生のところは休みだったのですが今日は開いています。予約の電話をしてみました。が、先生の口調は芳しくありません。とろとろと私の話をはぐらかした挙句に夕方6時半なら診れるとおっしゃいます。この先生、やりようがあるときにはこんなちんたらとしたことをおっしゃいません。予約と予約の間に割り込ませて話も聞かずに処置をなさいます。「血糖値が高かった、糖化アルブミンが高かった、糖尿病と言われている」とこちらが申し上げた時点で自然経過を暗に勧められたのかもしれません。聞き慣れた先生の口調の変化や態度から、さすがに何かを察してしまいました。

最期はあっけなかったです。外出から戻ってきてしばらく名前を呼んだりなでたりして様子を見ていたのですが、水をやろうと思い立ちました。口に水を含ませてちょっとした頃です。1月29日の時と同じ状態の発作が起きました。が、今度は止まりません。最後、飛び上がるようにもがいて、でも、茶太郎らしくするりっと軽やかに床に長い体を横たえたと思ったら静かに息を引き取ったのでした。

先代猫Marieの時と違って、臨終に立ち会うことが出来ました。先代猫Marieの時と違って時間もあったので、近くのお菓子屋さんに行ってスイーツを物色しました。オレンジピールをチョコレートで包んだものがあった筈だと思ったのですが、今は作っていないとのことでした。お店の正面にはお雛様の段飾りがどーんとしつらえてあります。Marieの時は桜の満開宣言の出た日でしたので、桜餅にしたのですが、こんなに寒い日にお雛様はなんだかまだ違うような気がしました。昼前から激しく降り始めた雪に触発されたのかもしれません。暖かい雰囲気の、茶太郎色の(。^_^。)見るからに美味しそうな生キャラメルにしました。缶々に入った生キャラメルを3つ買って、リボンは無いほうが良いのでしょうけれど茶太郎が喜びそうな気がして、袋に合うリボンを探してお店を点々としちゃいました。電車のホームでリボンを袋にかけて、まずは最初にお世話になった1駅向こうの先生のところにご挨拶です。ちょうど手術が終わったところで、外に居るのを見つけてくださってドアを開けてくださいました。手に持っている包みで察しはついているはずでしょうに、びっくりしながら話を聞いてくださいました。今後の手配についての情報を教えてくださって、「早めに連絡するほうが良いよ」と言ってくださいました。

次はかかりつけの先生のところです。予約した夕方の診察の時間が迫っていたのですが、焦って行ってみればまだまだ時間がありました。先生はさも驚いたように振り向かれましたが、半ば予定通りだったのではないでしょうか。それは1駅向こうの先生にしても同様です。猫の糖尿病を本気で治療しようとしたらとんでもなく手間が掛かってどうにもならなくなるのだと、かかりつけの先生は顔を思いっきりしかめながら力説なさいました。どれだけ大変かは想像も出来ないだろうと言わんばかりで、手足も使って全身でお話くださいました。しかも治療は微妙なさじ加減が全てだから難しいことこの上ない。でも、確かに、理屈の上では可能ではある。さぁ、どうする?と、どちらの先生も私に突きつけては来られませんでした。猫バカには選べません。先生方はご自分たちが悪者になってくださるのです。

最後になじみの花屋さんに寄りました。事情を説明してお花を全て選んでいただきました。「茶太郎の毛色は名前の通り、茶太郎です」と言ったら「茶太郎君、茶虎なんですね」と確認されました(笑)。本当です、私、何言ってんだか(笑)。

写真、適当な箱が無かったので、Marieを運んだ籐のキャリーを使いました。パソコンの下、ソファの上に置いておいたらいつも気持ち良さそうに乗っかってくれていた淡い青のハワイ模様の白いフリースを畳んで入れて、茶太郎を載せて、買ってきた花束を載せました。赤茶のシンビジウムと白いデンファレ、そして赤い蕾がたわわにしなるトキワガマズミの枝です。キャリーの右側にあるのはスイートピーをマトリカリア・シングルベクモでまとめた花束です。ほんのりと良い香りがします。

缶入り生キャラメルの3個目はキャリーの左側に置いてあります。茶太郎には、一番良く食べていた特別食のヒルズw/dをラップで包んで茶色のリボンをかけました。それから、大好きな花鰹の小さなパックを特別に3袋(。^_^。)、これも茶色のリボンでまとめて茶太郎の上の花束の後ろに添えました。水は、最後に使っていたスポイト式の容器をそのまま入れました。

昨日の夕方まで食べて飲んで(笑)、ト○レもばっちりと行っていたので毛並みがとてもきれいです。いつものように頭の上から尻尾に掛けてそろぉりっとなでてやれば、いつものように気持ち良さそうに目を細めながらあごを上げて、「にゃっ」と小さく鳴きそうです。

茶太郎は本当に陽気なラテン系でした。明日にはいつものように「にゃっ」と鳴いて、いつものようにふんわりっと棚に上がって、鰹節をねだってくるような気がしてなりません。昨年7月、兄妹の怜子が家出したときに、茶太郎は付いていきませんでした。そういえば、動物病院の床以外の他人様の土地、公道を歩いたことがないかもしれません。根っからの箱入りです(。^_^。)。

いろんな時期の写真を見返していて気が付きました。茶太郎も少しずつ顔つきが変わって来ているのですねぇ。猫ってずーっと同じ顔をしているものだと思っていました(笑)。最近の写真はこのブログにあります。こちら→http://kahonomi5.exblog.jp/i6/

若い頃の茶太郎はKAHO's Photo Diary 1で見ることが出来ます。デジカメを始めたばかりの初々しい(笑)写真がずらり~。こちら→ http://kahonomi1.exblog.jp/i13/

茶太郎はいつも陽だまりの子で、綿菓子のように甘くて、いつもいつも皆様に可愛がっていただきました。本当に、皆様、ありがとうございましたm(__)m。ひるがえって私はどこまでも至らぬ飼い主でしたがm(__)m、茶太郎と過ごした日々は文字通り日の光がきらきらと暖かく降り注いでいて、どこまでも柔らかくて優しいものでした。茶太郎、うちに来てくれてありがとう。一緒に暮らしてくれてありがとう。そちらの皆とも楽しく過ごしてね。お待たせするかもしれないけれど、待っていてね。また一緒に楽しく過ごそうね。
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by kaho_nomi_2 | 2009-02-27 23:59 | | Comments(19)

こんにちわ(。^_^。) 管理人のKAHOです。最近は更新もぼちぼちになりつつありますが(汗)、どうぞ!よろしく!お付き合いくださいませ(。^_^。)


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